世界中のWhatsAppユーザーは、このサービスの最大の制約の一つがiPadアプリの欠如であることを知っています。しかし、本日The Vergeとのインタビューで、WhatsAppの責任者であるウィル・キャスカート氏はこの制約に触れ、同社はいつかiPadアプリをリリースしたいと「願っている」と述べました。
キャスカート氏は詳細には触れなかったが、WhatsAppにiPadアプリを作るよう人々が長らく求めていたことを認めた。
「iPadアプリは長い間待ち望まれていました」と、親会社MetaでWhatsAppの責任者を務めるウィル・キャスカート氏は、 今週The Vergeの インタビューで語った。同メッセージングアプリの米国における新たなマーケティング活動に関連して行われたインタビューでそう語った。「ぜひ実現させたいと思っています」
9to5Macで何度も取り上げてきたように、WhatsAppはiPadアプリに必要なマルチデバイス対応の基盤構築にしばらく前から取り組んできました。今週のインタビューで、キャスカート氏はこの取り組みについて言及し、これがWhatsAppをiPadに導入するための最初のステップであることを示唆しました。
「複数デバイスに対応するための技術開発に多くの取り組みをしました」とキャスカート氏は述べ、昨年WhatsAppがオプトイン方式で複数デバイスに対応したことに触れた。「ウェブアプリとデスクトップアプリではすでにこの機能が利用可能です。複数デバイス対応をオンにしておけば、スマートフォンの電源を切ったり、ネットワーク接続が切れたりしても、デスクトップアプリでメッセージを受け取ることができます。スマートフォンの電源が入っていないときでもアプリを使えるようにすることは、タブレットアプリにとって非常に重要なことです。つまり、基盤となる技術はすでに整っているということです。」
WhatsAppがiPadアプリをいつリリースするかについて、キャスカート氏からもう少し具体的な情報が得られれば良かったのですが、それでもこれは正しい方向への一歩と言えるでしょう。一方、Instagramの責任者であるアダム・モッセリ氏は、同サービスのiPadアプリをリリースするという考えに依然として抵抗を続けています。
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